東大文系数学の出題傾向と対策
文系数学は4題で100分、基本的な問題が2~3題は出されます。
基本的というのは(計算は繁雑なこともあるが)青チャートの例題に載ってるレベルの問題ということです。
これらをしっかり取れれば合格平均点には達すると思います。
一方やや難度の高い問題も1題は出されます。
これは文理共通で(理系の問題を少し簡単にしたもの)分野は確率であることが多いです。
また多項式の積分値から多項式を特定する問題が頻出です。
このタイプは難しくないのでもし出題されたら確実に取りたいです。
対策としては、
・青チャート、1対1対応レベルの問題を解けるようにする。
解法の理由、理論まで含めてしっかり理解して少し応用されても対応できるように。
・確率の問題を多く解く。特に確率漸化式は頻出です。
東大、京大などの様々な問題を解いて理系でも通用するくらい演習を積む必要があります。
・過去問を解く。
東大は他大学の真似はしませんが自分の真似はします。
問題自体が一緒のことは少ないですが、聞してくる内容は似ていることがあります。
・市販の河合塾の東大オープン、駿台の東大実戦の問題を解く。
まだ過去問を使いたくなかったり、過去問以外の問題を解きたいときに使えます。
投稿者 : 西園寺 (東京大学理科三類合格)