一つ一つの分野について丁寧に演習を積んで行く
大問の構成は、
1番、要旨要約、段落整序
2番、自由英作文
3番、リスニング
4番、文法、和訳
5番、総合問題
となっています。
東大は英語に関する様々な能力を要求しているのが分かります。
1番は英文を大きく捉えられるか(段落単位で)
4番は英文を一文や一語の細かいレベルで正しく捉えられるか
2番は英語のアウトプットが出来るか
3番は音で英語を把握出来るか
5番は総合的にインプット、アウトプットする能力を聞いてます。
問題を解いたら時間が足りないことにまず気付くでしょう。
リスニングが30分ありますから残りを90分で解き切ることになります。
要約は8分、段落整序は10分といった様にテキパキやらなければなりません。
時間が足りないために捨て問を作る人がいます。(特に段落整序とか4Aの誤法探し)
私はこれはオススメしません。
段落整序も誤法探しも十分練習すれば得点源になります。
頑張って練習しましょう。
高得点を取るためには、選択肢のある問題でいかに点数を落とさないかが重要です。
要約や和訳、自由英作文は完璧のつもりでも採点によって点数を失う可能性があります。
選択肢は間違えれば0点だけれど、記述式の問は0点はないから記述式に時間をかける、というのでは到底点数は上がりません。
これは50点取れればいいという人の戦略です。
問題から逃げて解決しようとしないで下さい。
基礎的な力を身につけて、一つ一つの分野について丁寧に演習を積んで行くのがオーソドックスですが最短の道じゃないでしょうか。
長文はパラグラフリーディングに慣れておくと要旨を把握しながら速く読めるようになります。
日頃文章を読むとき段落の要旨、段落間の関係を少し気にしながら読むといいでしょう。
投稿者 : こけし (東京大学理科三類合格)