何度も繰り返し解き、まずは基礎力の定着を。
数学が得意な人に「公文に行っていた」と言う人が一定数います。
		公文では、割り算ならば割り算を何十回何百回と解かせます。
		同じ問題でもスラスラ解けるようになるまで何回も出題されます。
		結果として、あまり考えることなく割り算をすることができるようになります。
難しい数学問題でも同じことがいえます。
		公式を覚えたり、解き方のコツを覚えたりする方法として、何度も繰り返し解くと言う方法が一番良いからです。
		オーバーな話ですが、何度も間違ってしまう問題がある場合は、類似問題を解くのではなく、その問題を100回でも解き直す方が良いでしょう。
解き方の指針として便利なのがチャート式です。
		普段の学習において辞書のように活用していくと良いでしょう。
		とはいえ分からないくなったらすぐ調べるのでは、実力が付きません。
		まずは解けるところまで解いてみましょう。
		何故なら二次試験の場合、部分点があるので、確実に解ける部分は自発的に解くクセをつけることは非常に大切だからです。
		又、すぐに参考書に頼らず自分で考えて解いていく過程で、解法を頭の中で整理することもできるからです。
まずは基礎力の定着を目指しましょう。
		どれだけ応用力をつけようとしても、基礎知識が無ければその力はつけられません。
		まずは各分野の基本事項をしっかり押さえ、その知識を活用できるように演習問題を解きましょう。
		問題演習に関しては、目的もなしにどんどん問題を解くのではなく、分野を絞って良問を解くようにしましょう。
数学が苦手という人は多いですが、数学が全部苦手という人は少ないのではないでしょうか?
		中には得意な分野もあるはずです。
		そんな分野があったら、部分点狙いで、その分野を重点的に伸ばしていくのもアリです。
演習教材については、センター試験と二次試験の対策を一度に全て網羅しようとするのではなく、センター用の穴埋め問題集、二次用の応用力を問う問題集と、それぞれの対策用の問題集を使うと便利です。
		なお、学校ですでに教材として利用している場合はそれをしっかり使いましょう。
		あえて新しい教材を買う必要はありません。
		ただ、自分にとって難易度が低い・高いと感じた場合は違う教材を使うことをお勧めします。
教材選びは実際に手に取ることと、ネットで評判を調べることで、使いやすい教材を選ぶことができます。
		金銭的な問題がある人は、ネットで中古品を購入することをお勧めします。
		その際には解答つきなのか、しっかり確認しておきましょう。
投稿者 : ウルフ (山形大学工学部合格)






