ズバリ暗記数学
僕は初めとても数学が苦手で、暗記が好きという文系脳でした。
数学的閃きの能力には残念ながら長けていなかったように思います。
また、このような文系生徒は多くいると思います。
そこで僕が実践したのは、ズバリ暗記数学です。
でも誤解してほしくないのは、解答を丸暗記するのではなく、「解法」(例えば、文字の置き方、式変形のテクニック、関数への帰着など)を覚えるのです。
また出会った問題順にがむしゃらに全て覚えてのではなくて、網羅系問題集(僕は青チャートを利用。ただし例題のみ)をバイブルとして1冊決めます。
1周目は1問にかける時間を決めて、ちゃんと頭で考えて解きます。
その際、理解して解けた・たまたま解けた(途中まではわかった)・お手上げなど、印象と解いた日付を記録します。
そして復習は必要ないと思うくらい完璧に解けた問題以外は、翌日、3日後、翌週、というように復習しつつ、先の問題を解いき進めます(復習の際も日付・印象は記録します。また、解法上のポイントには印をつけて分かりやすくしておきましょう。)。
ただし、復習する前に解答を理解していてください。
わからなければ先生などに質問して、未理解点は潰しておきましょう。
こうして書くのは簡単ですが、途中復習が山のようにたまりつらくなります。
しかし、2度は必ず復習してください。
そうしないと初めに解いた効果がなくなります。
そうして復習しつつ、とりあえず一通り問題を解ききると、一度目に理解して解けた問題以外、ざっと(解法の流れに注意して)解きなおします(理想は書いて解くことですが、時間が無ければ、目を閉じて頭の中で解法を巡らします)。
以上の勉強で基礎は完璧です。
僕の経験上、授業の予習や他教科との兼ね合いで、青チャートの例題なら半年あればやり遂げられるはずです。(でもその基礎の期間にも学校・塾の予習などで多少は演習もしておきましょう。)
それからはひたすら演習です。
演習も多くの問題集に手を出さず、1、または2冊を徹底的にやり込んでください。
僕は文系プラチカのみをやりました(チャートのように復習しながら)。
あとは過去問(25ヵ年)や京大模試の過去問をやります。
直前期には時間を計り、できる問題を確実に解く能力を養ってください。
以上の流れで、文系脳の数学勉強はできるはずです。
<受験生への応援メッセージ>
途中に何度もくじけそうになりますが、基礎を固めておけばきっと努力に伴って結果はおのずと出ます。
頑張ってください!
投稿者 : WAA (京都大学法学部合格)