課題文型の小論文を解くには、国語の総合能力が必要
課題文型の小論文を解くには、国語の総合能力が必要です。
国語の総合能力とは、読解力、そして論述力のことを指します。
課題文の要点や論理展開を読み解く能力と、その読み解いた内容についての自分の考え・見解を分かりやい文章構成で論述する能力がなければなりません。
勉強の順序としては、最初に読解力を鍛え、そして次に論述力を磨いていくのが効率的でしょう。
まず、読解力については、現代文の勉強をしましょう。
問題集で読解問題や要約問題のトレーニングをし、読解力を鍛えていきます。
新書や新聞の社説などで文章に慣れておくのも有益です。
読解力が十分についたと判断できた段階で、論述力のトレーニングに移ります。
課題文での筆者の主張を把握し、その主張に賛成なのか反対なのかどちらなのか、立場をはっきりさせながら論述しましょう。
その際には、自分の意見に説得力を持たせられるような具体例があると最良です。
三段論法の型(大前提→小前提→結論)や、三段構成の型(序論→本論→結論)などの構成パターンを意識すると、書きやすいでしょう。
正しい日本語を使うことも大切です。
会話で使うものと文章で使うものとで表現が違う場合がありますので、どちらか迷った場合は必ず調べる癖をつけてください。
接続詞、指示詞などにも注意を払いましょう。
私自身の印象としては、課題文型の小論文の場合、課題文の内容を把握していることが採点者に伝わる内容であれば、合格しやすいのではと思います。
当然、受験者の主張も見ていると思いますが、あまり重視していないかもしれません。
投稿者 : MIFUMI (東京大学文科三類合格)
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