英文解釈習得のための3段階
英文解釈の習得においては大きく分けて3つの段階がある。
1段階目は文法知識の習得である。
英文解釈と言えば解釈の仕方を学ぶと思うかもしれないが、まずは文法の理解が肝要となる。
文法の基礎知識の習得なくして、解釈の訓練に勤しむのは早計と言うべきであろう。
学校で配布される基礎本をもとにSVOCなどの基本文型をまず身につける。
例文を暗唱出来てしまうくらい覚え込んでしまっても構わない。
注意して欲しいのは基本的または主要な文法知識の習得であり、難関私大で出題されるような小難しい文法事項は無視するという事。
そこに時間をかけるべきではない。受験勉強の時間は有限なのだ。
次に解釈の練習に入ろう。
最初は初歩的な問題集で自信をつかむこと。
解釈に特化した問題だけに取り組む。
高校1年生・2年生レベルの教科書にも良質な文章があるので、こちらでも練習しておくと良いだろう。
学校の定期考査のための勉強には手を抜かないこと。
解釈のコツを掴み始めたら、英文読解を兼ねた解釈の演習をしよう。
主に国立2次試験の対策となる。
この段階では前後(または文章全体)の論理構造をふまえた解釈を行う。
機械的に問題の文章のみを訳すのではなく、前後の文章の内容によって解釈のニュアンスを変える。
長文読解問題の小問で解釈が出題される場合、ここでの訓練は欠かせない。
くれぐれも自分の文法知識をひけらかすのみに終始した訳文を書かないようにしよう。
投稿者 : 亜流人
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