センター英語は私立大学とは大分形式が異なります。 - センター試験対策(英語)

センター英語は私立大学とは大分形式が異なります。
なので「教科書の範囲内だから簡単」という考えは捨てて、それ相応の対策をしておきましょう。

リスニング・・・これはすぐ身に付く能力ではありません。
日頃から洋楽を聴いたり、教材に付いてくるCDなどを使い馴らしておきましょう。

発音・・・普段から声に出して英文を読んでるかどうかが問われます。
発音記号を出来るだけ早く覚えて、日頃から意識して勉強しましょう。
同じ発音の単語を関連付けて覚えると良いかもしれません。

アクセント・・・これも日頃から正しい発音で、英文を声に出して読んでいたかどうかが問われます。
しかし、発音と違ってこれにはある程度のルールがあり(動詞は後ろ、名詞は前、tionが付く奴は一個前の母音など)、その例外の位置でアクセントが付く単語を覚えていけば、かなりの時間短縮ができます。

単語類推・・・単語だけを覚えてきた受験生を振るい落とす問題の一つです。
日頃から単語の意味を英英辞典で調べる癖を付けておきましょう。

文法・・・センターの文法は高1～高2の範囲しか出ないので基礎系の文法書(おすすめはNEXTstage)を3週しておきましょう。
これは後の長文読解でも役に立ちます。

語法・・・単語だけを覚えてきた人間を落とすための問題の一つです。
日頃から単語を覚えるついでに辞書で例文もチェックしておきましょう。
単語は使えなかったら意味がありません。
お勧めは解体英熟語です。
これはあまりにも量が多いので3年から使うと絶対に終わりませんが、センターで点を取るぐらいなら途中まででOKです。
ちなみにさっき文法のところで紹介したNEXTstageにも語法問題があります。

長文読解・・・皆さんはよく学校で丁寧に英文を読む、所謂精読って奴を良くやってると思いますが問題量の多いセンターで問われるのは速読力です(勿論精読も大切ですが)。
日頃から長文を速読する癖(①知らない単語は飛ばす、又は前後の文で類推する②短時間で文法・語法を見極め文構造を理解する③パラグラフごとに要点を見つける)を付けときましょう。
お勧めは速読英単語必修編です。

＜受験生への応援メッセージ＞
英語はセンターでは取りわけ配点が高いです。
成功するかしないかで合否に大きく影響が出ます。
勉強が嫌いな人でも、大学に行きたければ英語だけは勉強しておきましょう。