過去問を解き過ぎない様に気を付けて下さい。
過去問を解き過ぎない様に気を付けて下さい。
あまり古い年度の問題を解いても意味は有りません。
学習指導要領が変わったりする等、今と昔では出題範囲や出題内容が異なっているのです。
確かに過去問を解く事自体は重要です。
正誤問題等センター試験独特の傾向があるので、それに慣れておく事は必須でしょう。
また本番でのマークミスを防ぐ意味でもマーク式の解答方式に慣れておくべきでしょう。
しかしそうは言っても過去問は過去問。
今度のセンター試験では傾向がガラリと変わるかもしれません。
ですから10年以上も前の過去問はまず解かなくて良いのです。
教科によっては5年分だけで十分な事も有ります。
たとえば英語はここ数年で出題形式が大きく変わりました。
過去問一辺倒で勉強してきた受験生はとても苦戦したと思われるのです。
こういった事があるので、選択する教科にもよりますが5年から10年分くらいを解けば十分です。
それだけの分量をやればセンター本試験のレベルや問題内容に十分に慣れるでしょう。
余力があるのなら模試問題集で演習しましょう(実戦問題集等)。
こちらはセンターの予想問題という役割を持っていますので、本番での点に繋がる可能性が有ります。
間違っても20年も前の過去問に手を出してはなりませんよ。
またそれらの過去問で良い点数をとっても決して過信しない様に。
センターで効率的に点数を稼ぎたいなら、あまりにも古い過去問は絶対に解かない事です。
投稿者 : 蹴球部副部長 (滋賀医科大学医学部医学科合格)