医学部の数学は計算量が非常に多い
慶応医学部の数学は計算量が非常に多いです。
最近は減ってきた方ですが、それでも十分過ぎるほど大変です。
問題は穴埋めが多く、部分的に記述を要求して来ます。
毎年確率漸化式の問題が1題出題されますが、計算が繁雑なことが多くかなり演習を積まないと正解出来ないでしょう。
しかし毎年出るので対策はし易いです。
あまり認知されていませんが、微分方程式のようなものも出題されています。
微分方程式というのはある関数fとその微分f'との関係式からその関数を特定するものです。
例えばf=f'だったらfはeのx乗の定数倍で表される指数関数となります。
詳しく習うのは大学に入ってからになりますが、物理や化学でも出て来ます(物理なら単振動と抵抗力のある媒質内の運動、化学なら反応速度論で出て来ます)から参考書などでその分野については少し微分方程式を使った説明も読んでおけば同時に数学の対策にもなるでしょう。
ほぼ穴埋めなので計算の正確性が求められます。
穴埋めの計算ミスはおそらく途中過程関係なく0点でしょう。
普段から自分の出した結果の妥当性を判断する練習をして計算ミスを検出出来るようになっておきましょう。
投稿者 : 本郷民 (東京大学合格)